ふくしまでCSAを!
今よりも、もうちょっと豊かな暮らしを。もう少し厚みのある地域の繋がりを。
あなたの住む地で一緒に新しくて楽しい地産地消のコミュニティを創りませんか?
福島県有機農業ネットワークでは昨年より会津(喜多方・会津若松)と中通り(郡山周辺)でCSAを実施しています。
CSAとは、Community Supported Agricultureの略称で、アメリカで始まった生産者と消費者が連携し、農産物の契約を通じて相互に支え合う仕組みです。日本では「提携」と呼ばれています。
食や地域のあり方へ新提案
○安心な食材を手に入れたい。どんな人が育てたのかを知りたい。でもそんな食材を手に入れるのは案外に難しいのが現状です。
○そこに鮮度を求めるとさらにハードルが上がります。なぜなら日本の有機農産物の流通量はわずか0.4%しかないのです。
○また日本の残留農薬基準は国際的にみて緩く、国産の安全神話も揺らいでいます。
○一方で農薬に頼らずに、より安全な農産物を生産して、多くの方に食べてもらいたいと奮闘している農家もいます。しかし理解者・応援者が増えなければ、こうした生産者が生産を続けることは難しい。
○安全で安心な農産物が日本で増えない理由の一つにこうした想いを持つ農家と消費者がうまく繋がらないことにあります。
○たとえ良いモノを求め遠方と繋がっても、長距離の移動は環境に負荷を与えます。
○CSAは同じ地域の農家と消費者とが繋がり、持続可能な地域社会を共に創り出すための仕組みです。
○毎日食べる食材の一部を、地域のためを思って選ぶ。これだけでも地域は変わり、暮らしはもっと豊かになっていくはずです。
ふくしま型とは?
今国内で取り組まれているCSAの多くは個人農家と消費者とのつながりが中心でした。ふくしま型とはもう少し広い地域の複数の農家と消費者をつなぐ新しい試みで、より高度な地域連携を目指します。
○新鮮な野菜を毎週定期的にお渡しします。(おまけもつくかも?!)
○農家や地域とのつながりが生まれ、野菜の他にも、米や豚肉、小麦粉、手作りの加工品を直接購入でき、食卓が豊かになります。
○CSAならではの、農作業体験や加工体験など様々なワークショップに参加できます。
○一緒に交流・地域づくりの場(マルシェ・学校給食など)を創ります。
○消費者の希望にあわせて、野菜の種類や地場産の小麦、大豆などを育て、提供します。
参加したい消費者、農家の方、もう少し詳しく話を聞いてみたい方、当会にお問い合わせください。